商品先物取引の基本的な考え方 穀物を事例にして先物取引を説明します
| 貴金属はしばらく置いておいて、穀物を事例に先物取引を説明します。 |
| (先物取引を説明するには、穀物を例にあげたほうが初心者でも分かりやすいと思いますので) |
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| あなたは農場主だとします。 |
| 秋になると農産物が豊かな実りをもたらしてくれますが、実際のところ気候がどう変化するか分かり |
| ません。ひょっとしたら、長雨が続いて凶作になるかもしれませんし、日照に恵まれて豊作になる |
| かもしれません。凶作だったら価格は高騰しますが、豊作だったら暴落です。気の休まる暇もあり |
| ません。 |
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| これほどまでに気を使うのは、先物市場が存在しないからです。 |
| 穀物の現物を所有している場合、値上がりすれば問題ないのですが、下落したときに手の打ちよう |
| がありません。下落分の損失をそのまま被ってしまいます。 |
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| ところがここに、先物市場があったらどうでしょうか? |
| 下落に備えて先物市場で売っておくことができます。つまり値下がりに対して、保険を掛ける |
| ことができるのです。 |
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| 市場価格が高騰すれば問題はありませんが、豊作貧乏になってしまうと困ります。 |
| そこで先物市場で売っておくわけです。 |
| 豊作になれば、現物価格は下落しますが、先物価格も下落するので、先物で売ったものを買い |
| 戻せば、差額が利益となります。現物価格の値下がりを相殺できて、保険の役割を果たしてくれた |
| ことになります(1000円で売ったものを800円で買い戻せば、差額の200円が利益になる)。 |
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| 一方、現物価格による順調な利益が見込めれた場合は、先物市場で売ったものをさっさと買い戻し |
| てしまえばよいわけです。これが商品先物の基本的な考え方になります。 |
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